梶野公園について
小金井市内の東側、中央線に隣接し、北側は梶野浄水所、西側は戸建て住宅が隣接しています。
当初は苗圃であったことから、貴重な樹種が多数植わっており、芝生の「原っぱ広場」、北側にはゲートボールなどが楽しめる「多目的広場」もあります。
梶野公園は市で初めての防災機能を有する公園として、防災備蓄倉庫、耐震性貯水槽、手押し井戸、マンホールトイレ、ソーラー照明、かまどベンチ等を備え、市の一時避難場所として指定されています。
梶野公園では花壇ボランティアをはじめ、わんパトの会、遊び場の会、小金井ターゲットバードゴルフ協会など園内を隅々まで利用し様々な団体が活動しています。
『地域交流が防災につながる』梶野公園まつり
皆さん梶野公園をご存じですか?
東小金井駅の北口すぐ近くにある、広い原っぱのある公園です。
2011年に出来た比較的新しい公園で、小金井市の一時避難場所に指定されており、
井戸やかまどになるベンチ、応急給水所の入り口など、いくつもの『防災機能』を持つ心強い公園です。
この梶野公園の存在と防災機能を知っていただくために毎年10月の最終日曜日に
【梶野公園まつり】
という防災テーマにしたお祭りを開催しています。
公園創立以来、毎年開催していまして、2024年で14回目の開催です。
このお祭りは、梶野公園を普段から使用いているボランティア団体『梶野公園サポーター会議』を中心に参加を募る、実行委員会形式で運営し、小金井市環境政策課との共同主催で行っています。
『地域交流が防災につながる』をテーマに、梶野公園を拠点として非常時にも助け合えるように、ご近所に住む皆さんが普段からも顔の見える関係を築くことを目的にしています。
2011年の公園創立から、梶野公園サポーター会議が中心となり、年二回もしくは一回の開催で、公園の普段のボランティア活動と、公園の防災機能を知っていただくためのお祭りを開催して来ました。
特に2019年から、梶野公園サポーター会議だけでなく実行委員会形式を取り、近隣で活動する様々な団体や商店が運営にかかわることになります。
新型コロナウイルスの脅威から開催が危ぶまれた2020年も中止することなく、WEB開催という会式を取りました。動画紹介や、生配信、リモートでの防災講座を行いました。
2021年は『分散開催』という形を取り、一週間かけて普段の梶野公園の活動の紹介や、3日間の小規模での公園開催、動画生配信を行いました。
そして、2022年からは規模をさらに拡大し、2023年からは梶野町会からの全面的バックアップをいただき、梶野町会の自主防災会が発足、2024年は三小の避難所運営協議会が発足と、
確実に梶野町の防災意識の向上に貢献し、実働可能な防災組織の結成や活動連携に貢献する地域のお祭りとして認知を得ています。
梶野公園は災害時にとても頼りになる場所ですが、まずは知っていただくことが、この場所を生かすことに必要だと考えています。
梶野公園の機能を多くの皆様に知っていただき、普段から活用していただくために、
誰でも参加できる、避難訓練ではない防災まつりを開催しています。
人と人とがつながることで非常時にも、普段からも、暮らしやすいご近所付き合いが生まれたら幸いです梶野公園まつり実行委員長 青木紘子